5月31日 日曜日に、墨田区総合体育館で行われた格闘技交流会に参加してきました。
プロ、アマの強豪選手が集まる中、女子選手も2名参加していました。
格闘技交流会では、普段交流がない選手同士、スパーリングを通じて技術交換することが目的です。
様々なリズムやパターンを持つ、多くの選手達とスパーリングを行うことは、自分の技がどこまで通用するのかの確認になります。
また、反対に自分の苦手な距離、パターン、角度を知るための貴重な体験でもあります。
この日は、スピードのある若い選手が多く、単純な攻撃を繰り出してもまったく当たらないことが分かるので、どんなフェイントから、どんなコンビネーションで攻めようか、頭の中はずっとフル回転でした。
激しいスパーリングの中でこそ発見できるものは確実にあります。
ボクシング専門の選手は、パンチの伸びとスピードが違います。
なかなか間合いに踏み込んでいけません。
フットワークを始め、フックやアッパーの角度も、キックボクサーにはないものがあります。
若くて勢いのある選手とのスパーリングは、迫力があって気が抜けません。
ぐっと顎を引いて、睨みつけてくる視線には、倒してやろうという闘気がみなぎっていて、嬉しくなってしまいます。
スパーリングは、3分1ラウンドで1分のインターバル。
これを延々と1時間繰り返しましたが、終わった後のみんなの顔には、疲れよりも、充実感と満足感が溢れていました。
格闘技交流会、次回は7月5日に開催されるようです。
試合を控えた選手には、最高の練習環境になると思いますので、ぜひ、参加してみてください。