shadowboxing

キックボクシングを始めて数ヶ月が経つけれどなかなか上達しない。

そんなふうに思う人が、結構多いようです。

でも、それが普通です。

数ヶ月で目に見えて上達するかといえば、人にもよりますが、かなり難しいと思います。

 

しかし、そんなコツコツと継続しなければ上達しないキックボクシングでも、比較的練習の成果が出やすいものがあります。

それは、シャドーボクシング。

まあ、シャドーボクシング自体が練習なんですが、シャドーが上手くなると・・・

「あ、俺、上手くなったかも！」

「あら、わたし、キレイな動きになったみたい！」

・・・と、目に見えて、上達したように感じます。

いえ、実際に上達しているのです。

 

シャドーをカッコよく見せるための要素は色々あります。

パンチのキレだったり、腰の回転だったり、フットワークの軽さだったり・・・

その中でも、意識すれば容易にかっこよく見える要素を1つ挙げるとすれば、それはディフェンスです。

 

左ジャブを打ったら、左へ、ヘッドスリップ。

右ストレートを打ったら、右へ、ヘッドスリップ。

ワンツーを打ったら、右へ、ヘッドスリップ、左へ、ヘッドスリップ。

ワンツーフックを打ったら、左へ、ヘッドスリップ、右へ、ヘッドスリップ。

つまり、常にカダラを左右にひねる動きを止めないことです。

右へひねったら左へひねる。

左へひねったら右へひねる。

 

これだけで、格段にかっこ良くなります。

もう少し上達したら、ここにダッキングを入れたり、スウェーバックを入れるのですが、まずは、ヘッドスリップを練習してみてください。

シャドーと言われると、パンチやキックだけの人がほとんどですが、攻撃した後にディフェンス、ディフェンスした後に攻撃というパターンでシャドーをするだけでガラリと見栄えが変わります。

 

鏡で自分の動きを見ながらシャドーをして、おっ！カッコイイかもと思えれば、キックボクシングが楽しくなり、練習を続けるモチベーションにもなります。

カッコよく見せるコツは、まだまだあるのですが、今回はここまで。

キックボクシングを楽しみましょう！