格闘技を続けていく上で、様々な問題に直面することがあります。
特に、選手として上を目指している人は、その問題が大きな壁となってしまうこともあるでしょう。
怪我をしたり、試合に敗けたり、何らかのトラブルでジムや道場をやめてしまったり。
実際に、それがキッカケで、格闘技から遠ざかってしまった人を今までに何人も見てきました。
しかし、彼らに共通して言えるのは、壁にぶつかってしまった時、もうダメだと諦めてしまったということです。
これは、格闘技に限らず、仕事にも言えることです。
例えば、怪我をしてしまった時、考え方は2つあります。
ひとつは・・・
「怪我をしたから、しばらく練習は休もう」
もうひとつは・・・
「怪我をしたから、どんな練習をしようか」
怪我をしたという事実は同じなのに、考え方ひとつで全く別の方向に向かっています。
仕事でも同じですね。
「この障害があるから、これ以上は無理だな」と考える人。
「この障害があるから、どうやって進もうか」と考える人。
ビジネスの世界でよく言われる言葉があります。
成功の反対は、失敗ではない。
成功の反対は、諦めることだ。
諦めない限り、失敗は成功に至るまでの過程にすぎない。
試合に負けたことを理由に引退することは誰にでもできます。
失敗した時に、「じゃあ、どうやって成功に近づこうか?」と考えられる人が、格闘技でもビジネスの世界でも、成功を手にすることが出来る人です。
40歳だからという理由で、キックボクシングをやめることも簡単です。
40歳になったから、どうやってキックボクシングを楽しもうか。
そんな考え方があっても、人生は楽しいじゃないですか?
考え方ひとつで、人生は180度変化するんです。