how to fight

あなたが試合やスパーリングで、最もスタミナを奪われるのは、どんなときですか?

例えば・・・

  • パンチのラッシュを仕掛けた時
  • 相手がどんどん間合いを詰めてきて打ち合った時
  • 首相撲で膝を入れられ、振り回され、倒された時

・・・などなど、人によって様々でしょう。

パンチのラッシュを仕掛けたように見えても、実は、ジャッジを有利に運ぶために、軽いパンチをポコポコと当てているだけなら、少し息が切れる程度です。

相手が間合いを詰めて、打ち合いに来ても、それに付き合わず、のらりくらりとかわすことができれば、スタミナは失われません。

首相撲で振り回されたとしても、脱力して、相手の力を逃すことができていれば、それほどスタミナを使うこともないはずです。

 

相手が、どんな時にスタミナを失いやすいのか。

試合の序盤にそれを見極めることができれば、かなり有利な展開に持ち込むことができます。

 

パンチのディフェンスが苦手な相手だと思ったら、カウンターパンチをもらわないように注意しながら、間合いを詰めて、軽いパンチを連打してみてください。

軽いパンチでも、顔にクリーンヒットをもらうのは、とても嫌なものです。

相手は、必死で打ち返そうとするでしょう。

相手が打ち返してきても、それをきっちりとガードしながら、軽く打つ。

これを30秒も続ければ、相手はヘロヘロになるはずです。

 

首相撲の苦手な相手なら、ガードしながら間合いを詰めて、首を取る。

左右に振り回し、何度か膝を入れ一旦離れたら、また首を取りに行く。

これで、相手のスタミナは、一気に削られます。

 

相手のスタミナを削るための攻撃だということを意識して下さい。

効かせたり、倒すのは、相手のスタミナが限りなくゼロに近づき、反撃されてもこちらが倒されることがないほど相手の攻撃力が弱ってからで充分です。

 

ただし、今回の闘い方は、通用する相手と通用しない相手がいます。

こうしたことを熟知している相手にこれをすると、逆に自分のスタミナが削られることになりますので、それを試合の序盤に見極めて下さい。