先週のOKファイトサークルでは、ローキック3種類について、基本的な足の運びから、実践で使うためのデュフェンスからのローキックを練習しました。
前提として、自分も相手も構えがオーソドックスであること。
まず、1つ目は右足で、相手の左足の外側を蹴るローキックです。
今回は、一発で効かせるためのローキックではなく、反応しづらいコンパクトに速く蹴るローキックを試してみました。
徐々に相手の足にダメージを与えていくローキックです。
ポイントは、踏み込みんだときの軸足の角度、蹴り足の角度、そして、蹴った足を素早く戻すことで威力を増幅させるというところです。
2つ目は、インローキック。
左足で、相手の左足の打つ側を蹴るのですが、ポイントは、足の運び方、蹴る位置と角度。
そして、インローを蹴るときに、左ジャブのフェイントを加えることで、実際に使える技にすることができます。
3つ目は奥足ローです。
左足で、相手の右足を蹴ります。
このときのポイントは、右足を一歩前に出すときの位置と、左足で蹴るときの蹴りの角度です。
右足を一歩前に出すときの位置によって、蹴る位置が微妙に変わってくることを知ってもらいました。
奥足ローのときには、右ストレートでのフェイントから蹴っていきます。
距離が詰まっているときには、右アッパーをフェイントに使ってもいいですね。
基本的な技術ではありますが、しっかりと意識しているかどうかで、そのタイミングで最適なローキックを選択できるかどうかが決まってきます。
基本は大切ですが、使える基本なのか、形だけで実際には使えない基本なのかに分かれます。
それは、どこまでを基本と考えているのかによっても変わります。
OKファイトサークルでは、常に、実戦で使うための基本をお伝えしていきたいと考えています。