出稽古に関する考え方は、それぞれのジムや道場の経営者によって、異なります。
ただ、いろいろな環境を見ること、いろいろな人とスパーリングをすることが勉強になるということには、それほど異論はないと思います。
しかし、「他のジムに移籍されちゃ困る」とか「自分のジムの練習技術を盗まれちゃ困る」という理由で、出稽古を禁止している場合もあるかもしれません。
OKファイトサークルは、経営を目的とした団体ではないので、そのあたりは完全に自由です。
そもそも、出稽古という概念が存在しません。
練習日に来てくれたら、一緒に練習すればいいし、他の所で練習して頂いても、全く問題ありません。
OKファイトサークルで行なっている練習体系を他の練習場で取り入れてくれても構いません。
他のジムで学んだ練習体系をOKファイトサークルで教えてくれたら、それはそれで嬉しいです。
自分を含め、試合に出る選手たちが強くなりたいという気持ちに、どう応えるか。
キックボクシングで楽しく汗を流したいという練習生とどんな練習をすれば楽しんでもらえるか。
OKファイトサークルでは、それをメインに考えています。
それしか考えていないと言ってもいいくらいです。
だからこそ、週に2回の練習でも、練習生はどんどん強くなっていくことが可能です。
「技術を学びたいなら、このジムへ出稽古に行ったらいい。」
「スパーリングをガッツリとしたいのなら、ここへ行こう。」
内にこもらず、積極的に外へ出て行くことを推奨しています。
ということで、昨日は、タラス選手を連れて、戸田の立技研究会に行ってきました。
先月、初めて出場したアマチュアの試合で勝利を手にして、すっかり自信をつけたタラス選手ですが、立技研究会でちゃんとしたスパーリングができるようになるまでには、まだ時間がかかりそうです。
それでも、スパーリングの相手をしてくれた選手に、いろいろと教わったりして、とても充実した時間を過ごしていました。
昨日の練習の中で、ナイスミドルで活躍しているゴッドファーザーTomo選手に相手をしてもらったタラス選手のスパーリング動画です。
パンチを怖がることなく、しっかりと向き合ってスパーリングをしている姿を見ると、成長したな~と感慨深いものがあります。
ちなみに立技研究会の常連同士のスパーリングはコチラです。