fist

トレーナーにパンチの新しい打ち方を教わりました。

今までとは、かなり異質な、見たことのない打ち方です。

ところが、この打ち方をすると、かなりの強打になり、拳に大きな負担がかかります。

私はいつも、ミットの時でも16オンスのグローブを使っているのですが、それでも、練習の後、食事で箸が持てなくなるほどです。

 

ミットでこの打ち方を練習するようになって、3回目くらいで、手の指の関節が痛くて、拳が握れなくなりました。

空手をやっている時には、硬いものを叩いたり、床で拳立て伏せをしたり、指立て伏せをしたりして、拳や指を鍛えていましたが、キックボクシングではグローブをするので、拳や指を鍛えるという意識はなくなっていました。

やはり、拳で殴り、脛で蹴るわけですから、打撃に使う箇所はしっかりと鍛える必要があるんですね。

腕立て伏せをするなら、拳で行い、人差し指と中指の第三関節だけを床につけるようにすると手首も安定し拳がしっかりと握れるようになります。

また、脛を鍛えるのに、以前は、脛にタオルを置き、ビール瓶で脛を叩いたりもしました。

テレビを見ながら、毎日コツコツと叩いていれば、そのうち、かなり強く叩いても痛みを感じない脛になると思います。

 

16オンスのグローブをしていても、ストレートを当てるときには、拳全体をぶつけるのではなく、人差し指と中指の第三関節を突き刺すようなイメージで打つ。

フックやアッパーを打つときにも、小指側の関節を当てると怪我をしやすいので、注意しましょう。

 

初心に戻って、パンチを当てる瞬間の拳の握り方を意識し、拳、手指、脛を鍛えるということに少し意識を向けてみようと思います。