3月13日、新宿FACEでナイスミドルが行われました。
試合前に、選手たちがリングに上って、マットの感触を確かめたり、シャドーボクシングをしたりしながら、試合への緊張を高めていきます。
このときのシャドーボクシングを見ると、それぞれの選手の特徴が分かります。
パンチや蹴り、パンチの打ち終わり、蹴り終わり、足の運びなどを見ると、普段、どんなミットを打ち、蹴っているのかが見えてきます。
ナイスミドルは、プロ興行ではないので、それほど細かい部分を指摘する必要は無いにしても、相手と殴り合い、蹴り合う競技です。
しっかりと、実戦で使えるフォームや動きに修正するのは、ミット持ちの役割でもあります。
充分に体重が乗った伸びるパンチ、相手の体に効かせる角度で当たる蹴りは、まさにミットの持ち方一つで作ることができます。
試合に出ない選手も、伸びのあるパンチ、軸のぶれないきれいな蹴りを手に入れたいのではないでしょうか。
OKファイトサークルでは、練習生が多いため、練習生同士がお互いにミットを持ち合います。
ミットをどう持ったら、きれいなフォームで打てるのか、蹴れるのか。
練習の中で、そんなことも伝えていければいいと考えています。